娘の七五三に着物を自分で着たくて、着付け教室に通っていました。
８回コースで受講料は無料、着物を着て外出する際のお茶代と、
着物工房へ見学に行く際のお弁当代は自分で手出しするシステムです。
私のクラスは若い女の子２人と私の３人でした。
以前、友人の叔母さまに茶道と着付けを習っていた経験があったので、
少しは自信があったのですが、
始まってみるとぜんぜん覚えてなく、
確実に体も固くなっていていて、
若い２人の吸収の早さについていくのが必死です。
着付け教室の中盤には、
販売会という恐ろしい行事があります。
私は絶対買わないと決めていたのですが、
若い２人は周りの強烈なプレッシャーに押され結局着物一式買っていました。
総額は５０万以上でしたよ。
私に「私が買うので大丈夫ですよ」と泣かせることを言ってくれました。
彼女は保育士さんだそうです。
その後、彼女は教室にこなくなりました
気持ちの負担か、本当に仕事が忙しくなったのか分かりませんが、
いくら働いているとはいえ
５０万以上の高額な買い物を即日で決めさせるのは良心が痛みます。
もう一人の若い生徒さんは薬剤師で意思がはっきりしいて、
あっさりと彼女に似合うモダンな高額着物を一式を買っていました。
それはそれで見ていて気持ちよかったです。
結局、私はというと、江戸小紋が素敵だったので着物だけ買ってしまいました。
総額２０万円！恐るべし無料着付け教室。
七五三は母に手伝って貰いながらなんとか着付けることができました。
息子の小学校の卒業式にも着ようと頑張ったのですが、帯が上手くできず、
時間がなくなったので結局スーツで出席しました。
息子は「スーツで良かったよ」と本音をもらしてました。
次に着る機会はあるかな～
娘の卒業式は絶対ダメと断られました。
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