父の入院と「せん妄」症状

足の裏にできた「できもの」が皮膚科に通っても治らず
そのうち痛くて歩きづらくなってしまいました。
紹介状を持って大学病院を受診すると、
壊死になりかけで、足の血流が悪いので、
ちょっとした傷も治りにくくなっているとのこと。
その日のうちに入院、期間は3週間ほどで、
カテーテル手術で血管を広げる処置をすることになりました。

お見舞いにいけないので次の日母が電話で話すと、
「今日家に帰る」「変な人が外から見ている」など、
訳が分からないことを言いだしたそうです。
母がなだめても聞く耳もたないとのこと。
母の方が精神的にまいっているようでした。

もともと認知機能が落ちていたので、本格的な認知症か?
と親族一同騒然したのですが、調べてみるとこんな症状があるようです。

せん妄とは、病気や外部からの刺激によって引き起こされる意識障害のひとつで、短期間のうちに、まるで人格が変わったかのように不穏な状態になるのが特徴です。高齢者は、加齢による身体機能の低下や環境への不適応、薬の影響を受けやすいなどの理由からせん妄を起こしやすいと考えられています。

入院生活という環境の不適応からきたのかもしれません。
そのまま認知症に移行することもあるとこのことです。

退院後の父はまだぼんやりとしていて、
認知症が進行したように見えます。
このままゆっくり元にもどるのか、ひどくなるのか、
とても心配しています。

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