緩和病棟での日々

新しい病院に入院して2週間です。
週末に子供たちを連れてお見舞いに行っています。

久しぶりに会った父親は痩せていて、きつそうで、
それでも二人を見るとうれしそうにして、
手を握ってくれるのですが、
すこし話するとすぐに寝てしまう状態です。子供達はいつか退院して、
また勉強のことをガミガミ言ってくるのだろうと思っていた父親が、
もう帰ってくることはないのではないかと、
なんとなく感じ取ったようです。
それくらい主人の状況は深刻でした。

でも次の週は体調が良く、
ベットを起こしてテレビを見ていました。
娘を見るとうれしそうに中学生活のこと、勉強のことを聞いていました。
数学を教えるから参考書もってくるように言われ嫌そうな顔をしてました^^
日曜日は3人で行きましたが
大好きな競馬もしつつ、息子と高校での生活を話していました。
面会時間も限られるので、
来週は車いすで屋上に行こうとねと約束をしました。

その後、看護師さんにこれからの体調の変化の様子を教えてもらいました。
辛いかもしれないので、聞きたくなければ言って下さいといわれましたが、
心の準備ができるようしっかり聞いておきました。
ここ2日の主人の状況をみるとまだまだ大丈夫なんじゃないかと思うのですが、
病状はいつ急変してもおかしくない状況のようです。
会えるうちに子供たちと会わせておこうとおもっています。

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