現実を受け入れられないふわっとした気持ち

コロナ過の中お見舞いも、外泊もなかなか許可がでませんが、
主人は特別に外泊が許されています。
外泊から帰ったらPCR検査うけないといけませんが。
今回も介護タクシーで車椅子ごとの移動です。

本人は「大丈夫!歩いて階段も昇れる」と言っていますが、
病院での状況を聞くと、
あまり積極的にはリハビリをしていないとのことでした。
歩きたいという意思はあるけど、
体が追いつかないという現実を知るのが怖くて、
受け入れたくなくて、
無意識に避けているのかもしれません。

主治医の先生から、意思の疎通ができないときがあり、
返答があいまいで、つじつまが合わないと思うときが時々あるので、
一度脳のCTを取りませんか?と提案が有りました。
私も常々思うところがあったので、お願いしましたが、
本人に伝えると、
今まで検査の度に悪い結果しか出なかった。
やっと検査から解放されて穏やかに過ごすことができているので、
このまま何もしたくない!!

とのことでした。

しっかりした回答で、主人の正直な感想だと思いますが、
別の日には、「抗がん剤治療を諦めたくない。」ともいいます。
治療を続けるのであれば、検査はマストです。
本人にそのことを伝えると、
あいまいな返事をして話が終わります。
自分の病状をしっかり受け止めることが出来ず、
無意識にそこを避けているように見受けられます。
難しいです。

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