父はデイサービス中に脳梗塞で救急車で運ばれ
そのまま急性期病院に入院して
時期が来たのでリハビリ病院に転院しました
もう家で介護することは不可能と家族で決めていたので
リハビリ病院入院中にソーシャルワーカーに特別養護老人ホームを探してもらいました
父はインスリン注射をしていることもあり
ただでさえ入るのが難しい特養の選択肢はかなり狭まりました
特養は住むための施設なので医療行為は限定的とのことです
リハビリ病院に入院できる期限が迫ってきても特養は見つからなかったので
一旦、介護老人保健施設(老健)に入居して特養の空きを待つ手配をしていました
老健は医学的管理をしてくれるのでインスリン注射も可能です
退院を前に受け入れ可能な特養が見つかり
結局老健には入居せず特養に入居できることができました
病院を変わるたびに精神的に不安定になり
せん妄症状がでてくることが重なっていたので
転々と病院を変えたくなかったので
特養が決まってホッとしました
終の住処を願いますが
実際には医療処置が必要になり
病院に行ったり来たりで
最後は病院で・・てことはよくある話です
お義母さんもそうでした
特養からしょっちゅう呼び出されて
疲弊していたお義父さんを間近で見てきました
父の認知症状は進んでいて
孫のことはもうわかりません
私のことは名前を出すとなんとかわかってくれているようです
ひとりで喋っているのですが
会話としては成り立たず
施設でモテモテ?話や昔の彼女?の話など
妄想の色恋話ばかりしています
人の本能なんでしょうか
意思を持つ死
意思を持たない死
両方見てきました
そこに至るまでの過程のことを思い馳せると
どちらがいいかなんて答えはありません
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