2ヵ月半の入院生活でした
「いつも良くしてもらってる」と彼が言っていた担当看護師の方が当直で
マッサージもその看護師さんにして戴きました
交代で帰るとき泣いて彼のことを話してくれて
私はこの病院に入院できてよかったと思いました
以前の総合病院では人の温かさをあまり感じることはありませんでした
急性期医療と緩和病棟では違うのはあたりまえですが
通夜・葬儀は本人の希望で家族葬にしました
会社に籍があるので通常の葬儀だったら、会社関係、取引関係、友人関係と
どこまでも広がり
喪主であるわたしも挨拶やら段取りやらで
パニックになっていたと思います
身内だけでゆっくりお見送りできました
彼の会社も私の会社も「家族葬なので弔問、香典は辞退します」と言えば
それでは供花と弔電をしますと言ってくださりました
そうゆう方は多いのでしょう
それでも主人の同僚や上司、子供の学校関係の方が
お参りだけをさせてくださいとの連絡があったので
通夜が終わった後にお願いしますと言って無下にお断りはしませんでした
結果、来ていただいた方は主人がよく会話に出てくる人ばかりで、
ともゆっくり話すことができました
香典返しも用意していなかったので
香典を包んでくれた個人の方には
四十九日過ぎての香典返しの手配をし、
供花をくれた個人の方にはすぐにお礼状を、
弔電をくれた個人のかたにもお礼状を送りました
これが正解なのかは分かりませんが、
私個人の感想は家族葬はとてもよかったです
喪主の挨拶もなく、葬儀でお別れの言葉を息子にしてもらいました
カンペを読むことなく自分の言葉で伝えていました
わが息子ながら立派でした
彼も喜んでいると思います
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